ビジネス

2008年05月10日

もっとがむしゃらに。

昨日、スタッフみんなや、社外取締役や、ある雑誌の編集者と共に、ファンドのことについて、
じっくりと話し合う。
自分が全く気がつかなかった視点から、様々な指摘をもらえすごく参考になった。
曰く要約すると、かいたくファンドは「特徴が見えにくい。」
ボク等は、運用では「グローバル投資(世界投資)」と「長期投資」を掲げているのだが、その理念が、観念的すぎる。綺麗過ぎる。行儀が良すぎる。
もっとわかりやすく、どんなふうに実践していくかを伝えなければ、普通の個人にはわからない、という。
例えばボクは、キャピタル・インターナショナルという会社が、数少ない本物の運用会社であり、素晴らしいファンドを提供していると信じているのだけど、普通の人たちはキャピタルなんて全然知らない。
だから何故ボクがそう思っているかをもっともっとエピソードや事例を交えて具体的に伝えなければ、全く伝わってこないという。
確かにまあ、その通り。

公募の投資信託を、市井の人たちに、直販で提供していくのであれば、もっともっと伝える努力をしなくちゃいけませんね。

夜は、麹町の居酒屋に場所を移して宴会。
サブプライム問題を扱った著作がベストセラーになったこの方とお会いしました。
彼はロンドンで、ファンドマネジャーとしてのキャリアをスタートしたそうなのですが、ニューヨークでファンドマネジャーとしてのキャリアをスタートさせた弊社の松本と、グローバル投資の必然性について意気投合していました。

しかし、ニューヨークだろうが、ロンドンだろうがそんな出自は関係なく、これだけグローバリゼーションが進展しているなかで、GDPの伸び率が1%足らずの日本と、二ケタ近い伸びを続けるエマージングカントリーと比較したとき、どちらに軸足を置かなければならないかは明白。
政治リスク、地政学リスク、為替リスク、流動性リスク・・・
海外投資、とりわけエマージングマーケットは非常にタフなマーケットですが、そこを取りに行くのは付加価値の源泉。
そこからしっかりとしたリターンをあげ、市井に暮らす人たちを豊かにするお手伝いをするというのは、投資信託の使命かも知れないですね。

はい、とにかく格好つけず、観念になびかず、僕らの信じていることを、がむしゃらに伝えていきます。










2008年01月24日

証券化という仕事

「音楽ファンド」や「純米酒ファンド」そして「レストランファンド」で
有名な、ミュージックセキュリティーズの若き取締役のIさんとKさんとお会いする。
お二人とも颯爽としていて格好いい。そしてエッジが利いている。

彼らがつくった「純米酒ファンド」が成功した理由を伺うと、
実は日本酒に対して、特別な思い入れを持っていたわけではなく、
またはそれでひと山当ててやろうとしていたわけでもなく、
たまたまある日本酒の目利きができる方を紹介されたことがきっかけだったとのこと。
様々なニーズを証券化し世に届けてきたヒトと、純米酒の素晴らしさを世の中に広めたい
という想いを持つヒトが出会い、意見を交換し、盛り上がり、
それを実行に移して、この世にありそうでなかった試みが花開いた。
この純米酒ファンドは今まで一号ファンド、二号ファンドとあるのだが、
いずれもメディアにも取り上げられ、日本酒を愛する人々によって即日完売したとのこと。
いい出会いがきっかけでモノになったラッキーな話という印象だが、
全然そうではなく、偶然幸運に出会う能力セレンディピティでもなく、
彼等の構想力と事業化のためのドライバーがどこにあるかということを見抜き
実現させる能力が成功の要因だということに気付かされる。

こうした世に必要とされながら眠っている、多数の価値あるモノやコトを、
ファンドというVehicle(器)を通じ、 おカネやヒトとつなげることが出来れば
日本ってもっと元気になるなと確信する。
しかし東京って優秀なヒトがいっぱい集まっているところ。
これをいいものをたくさん持っている地方と、
しっとりと結び付けたら何かワクワクすることが出来そうです。




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