2008年04月11日

ファンド・オブ・ファンズの意味について

昨日はかいたく投信の株主や個人投資家の方々とミーティング。
「保有しているファンドが値下がりしまくっていて困る。いつ株式市場は上昇するのか?」という質問を数多く受ける。
確かにさわかみファンドなんかも、初期から保有しているファンドホルダーが20,000円の時に売っていれば、しっかり利益確定できましたもんねえ…
しかし、実際には「買いは算術、売りは芸術」といわれる位、売りのタイミングは難しい。
だからバイ・アンド・ホールドが一番ということになるのだが、
渋澤健さんがこちらのエントリでも書かれているとおり、バイアンドホールドはバイアンドホウチではないし、放置プレーしておくと下がりまくります。

長期投資を貫いているキャピタルだって、コムジェストだって、売買回転率は20%から30%、つまり3年から5年で、割安なときに買った株を売って利益確定しています。

実はここにFoFの本当の意味があるのです。
何故ならFoFのファンドマネジャー、弊社だったら運用職人の松本がバリエーションの高いファンドを売って、利益確定していきます。
しかも、あくまでもファンドなので運用益に対しては課税されず、複利の雪だるま効果も享受できる。
時々FoFのファンドマネジャーって誰でも出来るだろう、いいファンドを組みわせるだけなのだからとか、FoFは運用じゃないっていうヒトがいたら、その人は運用を全く解っていません。

FoFは単なる良いファンドを組み合わせて提供する、コスト上乗せマシンではないのです。

しかし逆に、このことが出来ないバイアンドホウチ・ファンドだとパフォーマンスをあげていくのは厳しいですね。。

頼みますよ、松本先生!



kaitaku_asset at 19:25コメント(11)トラックバック(0)運用   この記事をクリップ!

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コメント一覧

1. Posted by たわ    2008年04月11日 22:03
こんばんは。
本日、口座開設完了のお知らせが届きました。
金額的には微々たる額でのスタートですが、投資信託デビューの僕にとっては大きな一歩です。
このわくわく感は何なのでしょう^^
長いお付き合いになると思います。
よろしくお願いいたします。
2. Posted by もりもと    2008年04月12日 20:00
たわさん

弊社で投信デビューですか?
それは、それは!
こちらもとても嬉しいです。
こちらこそ長いお付き合いのほど
宜しくお願いいたしますね。
3. Posted by m@    2008年04月13日 10:50
口座開設完了のお知らせが届きました。
世界中の選りすぐりのファンドに投資できるのが凄く楽しみです。
真のバイ・アンド・ホールドの実力を発揮してFoFに否定的な立場の人を見返すような成功を期待しています。

これから長いおつきあいになると思いますが頑張ってください。
応援しています。
4. Posted by      2008年04月13日 23:42
>真のバイ・アンド・ホールドの実力を発揮してFoFに否定的な立場の人を見返すような成功を期待しています。

私も期待しています。信託報酬しかみないインデックス投資家が多すぎです。
5. Posted by mi-corazon    2008年04月14日 17:48
こんばんは
具体的なパフォーマンスを知りたいなぁ、と以前から思っていたのですが、こんな論難が載ってました。
http://401k.sblo.jp/article/13976551.html

「雄牛と熊と欲豚と」は、私が一番参照しているBlogですが、
コメントを書く欄が無いんですよ。
反論があれば是非!(煽ってる訳じゃないんですけどね)
6. Posted by 疑問符    2008年04月15日 10:52
森本様

はじめまして

>20,000円の時に売っていれば

運用者のみならず、投信を購入する我々も
好きな時に売っていった方がよいのでしょうか?
7. Posted by もりもと    2008年04月15日 14:48
疑問符さま

これは大変難しいですね。
私たちはファンドなので、利益確定しても運用益に課税されることはありませんが、個人投資家はされてしまいます。(複利の雪だるま効果がとれなくなります。)

ただし、近々使う予定があるのであれば、生涯投資を前提として、今が天井だとお思いのときは必要な額を多めに部分解約しておいても良いと思います。
何かに使うためにファンドを買うのですから。
でも逆に使う予定もないのに、解約するのもどうかとは思いますが…

8. Posted by 森本様    2008年04月15日 16:00
お忙しい所、ご返信ありがとうございました!
”自分”で考えねば、と考える次第です。
9. Posted by 疑問符    2008年04月15日 16:02
度々失礼します。
自分の名前に、『森本様』と入力
してしまいました・・・
失礼いたしました。
10. Posted by ガウス    2008年04月26日 17:47
初めてコメントします.この記事を何度か読んでいて,読むたびに違和感を感じていました.どこに違和感を感じたのかがやっと分かったので,コメントさせて頂きます.

記事の中で森本さんは

>実際には「買いは算術、売りは芸術」といわれる位、売りのタイミングは難しい。

と,書いています.他方で,

>何故ならFoFのファンドマネジャー、弊社だったら運用職人の松本がバリエーションの高いファンドを売って、利益確定していきます。

とも書いています.売りは芸術と言うほど難しいのに,松本さんはそれをやってのけられるという事でしょうか.松本さんが芸術的な売りを行わなければ,運用益に課税されないというメリットも生きてこないはずです.

この,「売りは芸術だけど,当ファンドの松本はそれをやってのけます」と読めるこの記事にものすごい矛盾を感じました.
11. Posted by もりもと    2008年04月27日 13:25
ガウスさん

私の書き方が相当不足していたようです。
是非6月に東京で開催するセミナーには足を運んでいただき、私のたくさんの矛盾を指摘してくださいね。
さて、まず、私も松本も、マーケットタイミング信奉者ではありません。また、スイングやデイトレードで勝つのは相当に困難だということは理解しております。
だから短期での売りは行いません。
しかし、バイ・アンド・ホールドしたファンドが、景気の過熱によって、本来価値以上に高くなるときは長期的には必ずやって来ます。
その「買いのモメンタム」が高まっているときに、冷静に「売り」を行うのは、相当に困難を要することであり(人間の欲望に抑制を効かすのは大変な努力が必要ですよね。)
だからこそ「売りは芸術」であり、ファンドマネジャーって、自分やファンドに対する誠実さや謙虚さが問われる職業だと思うのです。私は松本はそれを持っていると信じています。

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