2008年03月20日

かいたくファンド 出航

3月19日EDINETに有価証券届出書を提出しました。
ファンド名は「かいたくファンド」。
ファンドコードはG06827。
ファンド分類はファンド・オブ・ファンズ。

組み入れファンドは
CIFグローバル・エクイティ・ファンドクラスA (ルクセンブルク籍円建外国投資法人、適格機関投資家限定)】
【ニッポンコムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA(適格機関投資家限定)】
仏コムジェストS.A.のコムジェスト・ヨーロッパと同じ考え方で運用するミラー(鏡)ファンド。
【ニッポンコムジェスト・エマージングマーケッツ・ファンドSA(適格機関投資家限定)】
仏コムジェストS.A.のマゼラン・ファンドと同じ考え方で運用するミラー(鏡)ファンド。
さわかみファンド
の当初4本。
(残念ながら、当初組み入れを予定していた米国株ファンドはマーケットの状況により、
投資候補(ユニバース)には入っておりますが今回は見送りました。)


カントリセクターは当初、欧州30%、日本20〜25%、米国10〜15%、
エマージング20〜25%程度で、世界35ヶ国以上に投資します。


販売手数料は、なし。
信託報酬は、300億円まで     0.735%(税込)
      300億円を超える部分 0.630%(税込)
      800億円を超える部分 0.525%(税込) 
有価証券届出書には実質的な信託報酬率等(FOFのトータルな信託報酬)は、
当初、年1.67%±0.20%と掲載していますが、
これはあくまでも当初組み入れ比率から算出したものです。

今回ファンドを組成するにあたって、重視したことは
1.一貫した運用哲学
2.安定した資金流入(投資家から支持されていること)
3.長期的にみて、パフォーマンスがベンチマークをオーバーパフォームしていること
4.コスト
5.日本の個人投資家が買えないファンドであること(適格機関投資家限定)
6.そして誠実な運用会社であること
でした。

まず、コムジェストを組み入れることには何も異論はありませんでした。
知力、情熱、誠実さ、パフォーマンス、スタッフの多様性(diversity)を重視するカルチャー。
どれをとっても文句のつけようのない素晴らしさです。
コストもフランスの個人投資家が買うよりも遥かにディスカウントされた手数料で
我々に提供してくれました。
(欧州でのマゼラン・ファンドの販売手数料は3.25%、信託報酬は1.75%)

次に、キャピタルは、ロサンゼルスの本社まで行きました。
世界屈指の規模や、長期運用の哲学や、卓越したアクティブ運用のパフォーマンスも
さることながら、直接本社のスタッフのひとりひとりと言葉を交わし、
ひとりのカリスマではなくチームを重視する姿勢、誠実さがまだ生きているのかを
確かめてきました。
(大丈夫、ここはおごってもなく、おもねいてもいませんでした。)
コストも、当初は1%ですが、かいたくファンドがある一定のファンド規模
(資産60億程度)になれば、大幅にディスカウントされます。(0.75%程度)
(個人投資家に対するCIFグローバルエクイティの販売手数料は3〜5%、信託報酬は1.59%)

もちろん今後のパフォーマンスの伸びもすごく楽しみにしています。
金融セクターの組み入れ比率が高いぶん、サブプライムローンに端を発した米国の
バブルがはじけ、ここ1年は大きく下げましたが、それだけにバリューとなった今
安値でどんどん組み入れていけることは大変な楽しみです。

そして、さわかみファンドは最後まで悩みました。
公募で買うことが出来るし、機関投資家限定のファンドもありません。
ファンドマネージャーの松本と、さわかみファンドを組み入れるか否かで
随分と喧嘩に近いやり取りもしました。(ボクがノー、彼がイエス)
結果として組み入れることになったのは、インデックスを上回るパフォーマンスを挙げていること、投資家から支持されており残高が伸びていること、
そして澤上さんの全くブレない投資哲学です。
(もちろん松本がCIOなので決まったことに異論は唱えません。)

念のために言っておきますが、立ち上げを支援してもらったからと、
彼らを盲目的に組み入れることは絶対にしません。
ボクが向いているのは「かいたくファンド」の投資家であり、株主です。
決して「さわかみファンド」ではありません。
ボクは「かいたく」を信じて、お金を託してくれる仲間のためにすべてをかけます。

以上、当初は4本でスタートします。しかし世界の株式マーケットの状況を見ながら、
1年以内にエマージング、米国、日本の市場へ投資する卓越した株式ファンドを
組み入れしていく予定です。

みなさんの声は聞こえてます。
(rennyさん、本当にありがとうございます。)
パフォーマンスは確定しないけれど、コストは確定しているのは理解しています。
だから我々「かいたくファンド」はコスト削減に必死に取り組んでいきます。
もちろん「FUNDs」にも絶え間ないコストの削減はさせていくよう働きかけていきます。
でも、僕たちは評論家ではありません。
「みかけ」のコストを下げることに、最大限の努力をするのが仕事ではありません。
投資家と二人三脚で、長期にわたって資産を増やしていくのが仕事です。
長期運用を貫くうえで大事なことは、負けない工夫をすること。
浮かれず騒がず、地に足をしっかりとつけ運用されているファンドを、
世界中から探し出し、なるべく安く買っていくこと。
それが僕らの仕事であり、そこに最大限の努力をします。

「おらが町」だからといって、鳥取や島根だけにコミットすることもしません。
ボクは地方はすごく大事だと思っており、そこにリーチが届くような努力は必死に
おこないますが山陰だけが大事なわけではありません。
我々のファンドを信じてお金を託してくれる、エスタブリッシュメントでもなく、
ヒーローでもない、ささやかに日常を生きている人たちにコミットしたいのです。

改めて、どうぞこれからよろしくお願いいたします。






kaitaku_asset at 15:03コメント(8)トラックバック(0)運用   この記事をクリップ!

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by にこにこマン    2008年03月20日 17:18
いや〜すばらしい!買います。友人にも勧めます。「誠実」であること、結局はこれに尽きるのでしょうね。
2. Posted by にこにこプン    2008年03月20日 23:04
コストコストって特にインデックスファンド信者はうるさいですが、パフォーマンスこそがすべてだと思います。バフェットがファンドをやるとしたら、信託報酬3%でも安いはずです。年率20%以上のリターンを出してきたわけですから。投資家が追求するのは長期的に複利年率何%で運用できるかです。私もプロの有効性を信じています。マーケットが常に効率的だなんてばかげています。
3. Posted by たかやん    2008年03月21日 11:59
鳥取でのセミナーに応募したいのですが、鹿児島からの移動と小さなムスメがいるため現在嫁さんを説得中(?)です。

ひとつ質問なのですが、CIFファンドのクラスCではなくクラスAを選択された理由を教えて下さい。クラスCはキャピタル日本のHPにもありますが、クラスAがないので。

キャピタルのHPも見ましたが英語だらけで・・・。
4. Posted by こうた    2008年03月21日 13:22
いよいよ立ち上がりますね。とても楽しみです。私は明後日のKick offのお話を聞いて実際に毎月いくら積み立てるか決断します。

さて、本文にも記載がありましたが(もし私が意見を言える立場であれば)、私は森本さんのお考えに賛同します。これはSファンドが嫌というわけではないです(事実わたしはSファンドも毎月積み立てています)。

”長期”志向であれば、Sファンド以外にも組み入れてほしいなぁと思うものがあるので、これは明後日質問させていただくか、懇親会の時にお話ししますので、ぜひご意見を聞かせてください。

よろしくお願いします。

5. Posted by もりもと    2008年03月21日 16:18
にこにこマンさん

ありがとうございます。そう言っていただけ嬉しいです。
あとバフェットがファンドつくったら、私も3%でも買いますね。


たかやんさん

鹿児島からですか。実は私は鹿児島の生まれで、
そちらでもセミナーを近いうちにやりたいと思っています。
山陰に遊びに来てくださるのは嬉しいのですが、
近くではないかもしれませんが、4月5日(土)、
佐賀の鳥栖のセミナーに参加するので、
もしよろしければそちらにご参加ください。(一両日中にHPにあげます)

あとクラスAを選択した理由ですが、機関投資家用には
クラスAとクラスCとあるのですが、手数料率が1%なのが
クラスA、クラスCはキャピタルと機関投資家間の個別交渉により決定します。ちなみに野村で扱っているキャピタルの
ファンドと今回組み入れるのは全く別物です。


こうたさん

それでは23日にビシビシとご質問をお寄せください。



6. Posted by 九州FP    2008年03月21日 21:17
いよいよかいたくファンド
スタートという感じでしょうか。
さわかみ投信からはじまった直販投信は
あらたな投信への選択肢を与えて
くれると考えています。
誠実な運用会社を目指して
顧客満足第一主義で頑張ってください。
7. Posted by たかやん    2008年03月21日 22:59
早速のご説明ありがとうございます。

野村で扱っているものとは別物なんですね。

佐賀の鳥栖でもセミナーあるのですか?これまた鹿児島から微妙な遠さですね・・・。

でも東京とかに比べれば車で行ける範囲内ですよね。

ムムム・・・。計画を練ってみます。
8. Posted by セゾン魂    2008年03月22日 23:47
セゾン投信の理念に惹かれ究極の下げ相場にもかかわらず、手持ち資金をどんどんつぎ込んでいます。
株やファンドで素人が何をやっても儲からないと自分自身考え方は冷めていましたが、セゾン社長やさわかみ社長のインタビュー記事を読んで「この人達のファンドなら懸けてみよう!これでダメなら投資はやめよう!」と決めました。
これだけ思い入れが強いと、この下げ相場でもチャンスと思えるのです。やはり、投資に対する哲学って大切ですよね。
「かいたく投信」楽しみです!セゾンともうひとつ全てを懸けられるファンドが出てきたとワクワクします!貧乏サラリーマンの夢をかなえる投信に育て上げて下さい!

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Profile
Recent Comments
好きを貫け (やっぱりーやばいの?)
好きを貫け (ホルダー)
好きを貫け (あのー)
好きを貫け (テツ&トモ)
技能・知識・判断そして志 (もしかして、つぶす?)
Recent TrackBacks
最新記事
Categories
Archives
  • livedoor Readerに登録
  • RSS
  • livedoor Blog(ブログ)