2008年02月08日

情熱を燃やして

浪花

もう二日前のことになるのだけれど、浪花おふくろ投信の
石津さんと中井さんに、京橋のある監査法人で顔を合わせる。
浪花おふくろ投信は、1月末で投信会社としての登録を終え、
その準備のため大阪から来京されていたのだ。
心からおめでとうございます。と言いたい。







代表の石津史子さんは、実に2年越しでライセンスを取得された。
2年だ。実に2年間。
この間の苦しさ、悔しさ、そして今回の嬉しさは、
誰にもわからないだろうと思う。

思い返せば、2006年の11月に神田のスターバックスで
彼女と会い、(彼女はその年の1月から認可作業を行っていた。)
投信会社の認可を取得することの困難をお聞きしたものだったが、
そこから更に1年あまり経て、ついに、その壁を乗り越え、
ライセンスを取得されたのだ。
その信念に敬服する。

金融商品取引法の、登録要件に「人的構成」というのがある。
要は、投信会社としての登録は、プロで構成されていないと認めませんよ。
ということなのだが、彼女は、2年かけて、コツコツとそれを成し得たのだ。
彼女は、金融業界の出身ではない。
だからこそ、これだけの苦労を強いられたのだが、
そこに賭ける想いにおいては、もはや誰にも負けないプロフェッショナルだと思う。

自分は同じ投信会社を興した者として、果たして「公募の投信会社」が
地方を活性化するのに最も相応しいVehicle(器)かどうかについては、
おおきな疑問を持っている。
「おらが町の投信」とか、言っているけれど、
「おらが町」を活性化させるのは、別に投信会社である必要はないし、
むしろ投資事業組合(LPS)や、有限責任事業組合(LLP)を通じた投資の方が、
前述の人的構成上の規制も緩やかだし、
思いのあるヒトとおカネを集め、
地域に欠かすことのできないモノやサービスへ
しなやかに投資することが出来ると思う。

投資運用業(つまり公募の投信ライセンス)では、
規制上、そんな身近なモノやコトへの柔軟な投資は難しい。
そして装置産業であるため、ランニングコストも莫大だ。

でも、彼女はやったのだ。
様々な困難を乗り越え、やったのだ。
公募の投信会社を立ち上げた以上、
あとは、突っ走るだけだ。

これからは、本当のスタート。
きっと彼女なら、成功できる。
情熱と算盤を合わせ持って、日本の金融を、疲弊する地方を、
変えていきたいですね。

お互いに頑張っていきましょう!





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1. なにわのパッション  [ rennyの備忘録 ]   2008年02月09日 11:58
JUGEMテーマ:ビジネス 先日のエントリ、セゾン投信ウオッチ 2008年2月号でも出て来た言葉、"パッション"。セゾン投信の中野社長のメッセージを読んでみると、それが強く感じられます。 かいたく投信の森本さんのブログからも、森本さんらしい"パッショ...

コメント一覧

1. Posted by 浪花のおふくろ    2008年02月08日 10:11
5 ここまで持ち上げていただくと、さすがに浪花のオフクロも照れ、照れです。

徐々に陣痛の周期が短くなってきました。わくわくしながら、レベル5の集中力と最後の力をこめて、無事「おふくろファンド」を出産したいと思っております。

ほんま、いろいろありがとね!!!
2. Posted by 石川臨太郎    2008年02月11日 13:29
 鬼軍曹さんのところから遊びに来ました。

 投信ビジネス頑張ってください。日本には真っ当な投資教育がないので、良い投信も、成績を上げると利食いされ、運用になららくなるものがほとんどのような気がします。

 さわかみファンドのようにどんなに値下がりしても投資を続けるという投資家(私みたいな長期投資経の信者^^;)が多くなければ、成り立たないもののように感じます。

 やはり売ることよりも、買ってから売らない投資仲間を、いかに集めるかが、ビジネスとして成立させ、本当の意味で顧客に利益を与えることになると考えます。

 「早く大きく楽して資産を増やしたい」というようなお客さんを集めてしまっては、ビジネスとして成り立ったないと思います。どのようにして頑固なファン(信者)を獲得するかの仕組みが大切だと感じます。頑張ってください。
3. Posted by もりもと    2008年02月12日 08:24
石川さん

コメントありがとうございます。

>やはり売ることよりも、買ってから売らない投資仲間を、>いかに集めるかが、ビジネスとして成立させ、本当の意>味で顧客に利益を与えることになると考えます。
投信は顧客との二人三脚があってこそ成り立つビジネスだと考えれば考えるほど思う日々です。
同じ志を持つ人々が気持ちよく集っていただけるように
船を整備しておきたいとおもいます。

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