2008年05月

2008年05月30日

コムジェストCEO来日します。

6月の話なんですが、我らがコムジェストのCEOであるジャン・フランソワ・カントンさんと、
ヨーロッパ株のファンドマネジャーのアルノー・コッセラさんが来日されます。
カントン









すでにセゾン投信が開催する6/28のセミナー「運用祭り」で、講演されることが決定しているのですが、組み入れ額は小さいが、組み入れ比率は一番高い「かいたくファンド」に日本コムジェストの山本社長が配慮してくれたのか、前日の6/27(金)に弊社向けにも時間をとってくださることになりました。(山本さん、ありがとうございます!)
当初、僕とファンドマネジャーの松本で運用のお話を伺おうと思ったのですが、
何しろヨーロッパ随一のファンドマネジャーで、人間的にも尊敬できる素晴らしい方なので、急遽カントンさん、アルノーさんを囲んでセミナーを開催し、一般の方々にも公開し話を聴いていただこうと決めました。

名付けて、運用祭り・前夜祭。(セゾンのパクリ)
日時:6月27日(金)18:30〜20:30まで(予定)
場所文京シビックホールの地下一階研修室
費用:無料(ただし四川大地震か、ミャンマーサイクロンのチャリティをやる予定)

テーマは、サブプライム、エマージングマーケット、グローバリゼーションなどを軸に考えております。

また明日、詳細をホームページにてご案内しますが、定員65名で先着順です!

まあとにかく本物の運用者というものがどんなものかを観てみてください。
独立系投信はみんなコムジェストを組み入れていると揶揄されますが、
カントンさんと会って話をしたら、なるほど納得!と思ってもらえると思います。

ボクは、世界を代表するファンドマネジャーに限らず、素晴らしい方との出会いは
人生を豊かに彩ってくれると思っています。
どんどんコモディティ化していく世の中で、ヒトの個性こそは、ユニークなものであり、そのユニークさから普遍性が紡ぎだされていくことにこそ人生の救いがあると思うのです。
まあ、そんなことはともかく、日本ではほとんどお目にかかれない超一級の運用者と時間を共有するだけでもいい経験になると思います。

それから週末6月1日(日)のセミナーですが、不肖モリモトが宣言します。
ガチンコトークやりますので、アツくなることうけあいだと。
こちらは、おかげ様で定員に達しましたが、歩留まりを考えるとあと10人くらいは受け付けられます。

という訳で、金融リテラシー向上委員会からのお知らせでした。
rennyさんをはじめとした投信アルファーブロガーの方々、いらしてくださいね!








2008年05月28日

グローバル化と国際分散投資あるいはFoF

広尾にあるI-Oウェルス・アドバイザーズ岡本さんに会いにゆく。
これまで何度もセミナーやインベストライフの編集会議では、お顔を拝見していたのだが、
じっくりお話をさせていただくのは初めて。
7階にあるオフィスの窓の外からは聖心女子大や六本木ヒルズが見渡せ、
ボクが以前働いていた会社が岡本さんのオフィスの近くにあったことから、
景色を懐かしく思う。
お話は運用業界を代表する理論派の岡本さんらしく、きわめて合理的。
「かいたくファンド」の運用業界内におけるポジショニングの考え方や、
アセット・アロケーションについて大変ありがたい示唆をいただきました。

話をしていて、考えさせられたのが、僕らが標榜している国際分散投資について。
「これからの世界のマーケットが、グローバル化・フラット化の度合いを強めていくほど、
国別に投資割合を考えるカントリー・アロケーションではなく、産業別に考える
セクター・アロケーションが重要性を増していくんだろうね。」というご指摘に、
はっとさせられました。
確かにグローバル企業は国境など関係なく、企業活動を展開しているのに、
株式投資の世界では、いまだに日本株投資とか中国株投資などという色分けが主流。
これから世界の先進国がリセッション入りしていくなかで、
どの先進国に投資するかではなく、どの産業セクターに投資するか、例えば「国際ディフェンシブ銘柄投資」などを進めたほうが、相関は低いのは確か。

でも、そのうえで大事なことは、原理原則に常に立ち返ること。
国際分散投資を忘れず、テーマファンドになびかず、既存のルールに囚われず、
エッジを効かせ特徴をだすこと。

帰りしな、岡本さんにお尋ねしました。
森本「岡本さんは特定の会社の運用アドバイザーにはならないんですか?」
岡本「独立系のアドバイザーをやっているんだから、一社くらいはそんな存在にならないとね。」

さすがの原理原則とエッジでした。
岡本さん、ありがとうございました!









2008年05月26日

神戸と天使たちのシーン

週末は神戸で開かれたセミナーにゆく。
あいにくの雨模様だったのだけど、40名近くの方が参加してくださり、
なかには親子で参加されている方や、「かいたくファンド」のホルダーも。
みんな真剣に耳を傾けていただき、厳しい質問もいただき、でも関西人らしい笑いもあり、
お陰さまで3時間を楽しく過ごせました。

セミナーの後は、大山のチャリティーウォークにも参加されていた神戸市在住のHさんにお誘いいただき、中華街にて餃子とビールで乾杯。
神戸には有馬温泉をはじめ、たくさんの温泉があるそうで、
Hさんはよく六甲山に登り、温泉巡りをして日常をリセットするそう。
神戸には山、海、中華街だけではなく、素敵なカフェやショップも多数あり、
狭い土地にいろんなモノやコトがぎゅっと詰まっていることを改めて実感。
この街に来ると何故かワクワクするのは、こんな多様性が囁きあうからでしょうか。
この街でささやかに暮らしたらきっと楽しいだろうなと想像しました。
東京に戻る新幹線のなか、そんなことをぼんやり考えていると何だか妙に感傷的になって、
自宅に帰ってきた後、学生時代以来10数年ぶりにこの曲を聴きました。


でもこうして、ファンドを通じ、日本の各地に暮らす一人ひとりととつながっていると実感できるのはすごく幸せなこと。
神戸には暮らしていないけど、神戸には行くことが出来る。
そしてそこに暮らすヒトの息吹きを感じることができる。

東京は晴れ間が戻って、ここ麹町でも青空が広がっています。
さあ、また一週間元気出していきましょう。











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2008年05月21日

1億円突破。

かいたくファンドの純資産が1億円を突破いたしました。
正直に言えば、1億円というおカネが、みなさんの想いがこもった
大変な数字だということに、初めて気付かされました。
既存の金融の側にいたら、一生感じられなかったことかも知れません。
本当にありがとうございます。

5月18日付の日経新聞や、本日発売の「日経マネー」や「マネージャパン」など
メディアにも最近多く取り上げていただいています。
正直に言えば、メディアは広告料との裏表の関係だと思っていましたので、これにも
驚いております。
何故我々、独立系の投信会社が取り上げられているのでしょう?
それは、やはり「世の中のためになることをやろうとしているから」だと思います。
これが、ただ単に「ファンドを大きくして儲けたいから」だったら全然メディアにも取り上げられることも無いでしょう。
だから、もっともっと投資家を向いた投信会社になっていきたいと思います。
ていうかそうならざるを得ません。

もちろんこんなちっぽけな投信会社で生き残れるのか?とか、繰り上げ償還するのではないか?とか、余計な心配をしてくれる評論家の人たちもいます。
ボクの答えは、勝手に言ってろ、です。
決して爆発的にではありませんが、着々と仲間が集まってきてくれているのです。
仲間は、評論家と違って、行動することで我々への共感を実践してくれているのです。
「新しい金融の在り方をつくる」という我々の活動に、応援の声が続く限り、僕たちは走り続けるだけです。
もちろん、サイエンスは忘れずに。
まずは1億円という大きな第一歩に、心から感謝して。











2008年05月20日

大山チャリティーウォークが終わり

この週末2日間にわたって開催された大山チャリティーウォークが終わりました。
初夏の陽射しと新緑の森に囲まれ、このうえない幸せな時間を過ごせました。
大山











初日は、さわかみ投信の澤上篤人さん、社会起業家フォーラム副代表、ソフィアバンク副代表の藤沢久美さん、鳥取で社会起業家として農村と学生をつなぐ活動をする田中玄洋さんによる
「地域コミュニティと長期投資」と題したトークセッション。
私はモデレータを初めてやりましたが、持続性や未来づくりを視座にした興味深い話が伺えました。
地域活性化と長期投資の共通点は、
どちらもどんな社会や世の中にしていきたいかを長期の視点で考えること。
それは未来をつくることであり、
成功させるためには、まずは自分が動くこと。
身近なところから目に付いたことを、小さくはじめること。
そのことが成功するか否かは、結局はパッション(情熱)。
情熱は「かっぱえびせん」
やめられない止まらない。
そうでなくては成功しない。
やる以上とことん楽しみながらやって、でも「何のために」やるかを考えること。
「何のため」が自分のためなら長続きしない。
「何のため」がもっと良い世の中をつくるためだから持続性が生まれる。

3人のトークで素晴らしい化学反応が生まれていました。

二日目は、新緑の大山をチャリティーウォーク。
ブナの森











大山は西日本最大級のブナの森をいだく山で、そのなかを3時間近く参加者の方々と共に歩きとても癒されました。
ちなみにこのブナの森がろ過装置となった大山の水はメチャメチャ旨い。
甘いのです。

今回のチャリティウォークで20万円!近い寄付金が集まったそう。
こちらは全額1985年より大山の自然の回復・保全を地道に続けてこられた「大山の頂上を保護する会」に寄付致しました。

しかし今回のイベントが開催できたのも、機材の手配や会場提供をしてくださった鳥取県や大山町、企画を取り仕切ったさわかみ投信のK・Kコンビなどたくさんの方々の縁の下の支えや、イベントに賛同して各地から集まってきてくれた方々の気持ちがあってこそ。
改めてそれぞれの方々のやさしい気持ちに、心から感謝します。

この素晴らしいイベントも、継続してこそ意味が生まれます。
自己満足ではなく、参加者の方々からも本当に多くの賞賛の声をいただきました。
来年も、再来年もやりますので、ぜひ参加してください。

まずは身の回りのできることから、コツコツと、ですね。






2008年05月15日

サバイブしてこそ。

今回「さわかみファンド」の組み入れを当面見送るというコメントに対し、多くの意見を頂戴しました。
決断の理由は、近いうちにホームページのレポートにてご案内いたしますが、
一つだけ言えば5年後、10年後に生き残っているため。それにつきます。

我われは「ポピュリスト」でも、「さわかみチルドレン」でもありません。
「投資マニア」に迎合して、運用結果が出るのであればいくらでも迎合しますが、
運用方針をコロコロ変えてろくな結果にならないことは重々承知しています。
当初の基本ポートフォリオ通り、日本株は、現在はバリエーションが低く、
世界のマーケットと比較し、相対的に収益を上げられるアセットクラスだという見通しは変わっておりません。
決して日本株への投資を一切行わないわけではないのです。
ただ、日本株の投資対象は「さわかみファンド」だけではないということです。

また、澤上さんは尊敬してやみませんし、さわかみチルドレンをやって生き残れるんだったら子供でも孫にでもなりますが、そんなに甘くないことも承知しています。

感情的にとか、人気取りだとか、そういうことではなく、合理的な判断のうえと、
どうかご承知おきください。

また本件は改めてご報告いたします。

追伸:いよいよ大山チャリティウォークが始まります。
近隣の方々、まだまだ間に合いますので、ぜひご参加ください。
一年で最高の季節の中、文化を、自然を堪能しましょう!











2008年05月10日

もっとがむしゃらに。

昨日、スタッフみんなや、社外取締役や、ある雑誌の編集者と共に、ファンドのことについて、
じっくりと話し合う。
自分が全く気がつかなかった視点から、様々な指摘をもらえすごく参考になった。
曰く要約すると、かいたくファンドは「特徴が見えにくい。」
ボク等は、運用では「グローバル投資(世界投資)」と「長期投資」を掲げているのだが、その理念が、観念的すぎる。綺麗過ぎる。行儀が良すぎる。
もっとわかりやすく、どんなふうに実践していくかを伝えなければ、普通の個人にはわからない、という。
例えばボクは、キャピタル・インターナショナルという会社が、数少ない本物の運用会社であり、素晴らしいファンドを提供していると信じているのだけど、普通の人たちはキャピタルなんて全然知らない。
だから何故ボクがそう思っているかをもっともっとエピソードや事例を交えて具体的に伝えなければ、全く伝わってこないという。
確かにまあ、その通り。

公募の投資信託を、市井の人たちに、直販で提供していくのであれば、もっともっと伝える努力をしなくちゃいけませんね。

夜は、麹町の居酒屋に場所を移して宴会。
サブプライム問題を扱った著作がベストセラーになったこの方とお会いしました。
彼はロンドンで、ファンドマネジャーとしてのキャリアをスタートしたそうなのですが、ニューヨークでファンドマネジャーとしてのキャリアをスタートさせた弊社の松本と、グローバル投資の必然性について意気投合していました。

しかし、ニューヨークだろうが、ロンドンだろうがそんな出自は関係なく、これだけグローバリゼーションが進展しているなかで、GDPの伸び率が1%足らずの日本と、二ケタ近い伸びを続けるエマージングカントリーと比較したとき、どちらに軸足を置かなければならないかは明白。
政治リスク、地政学リスク、為替リスク、流動性リスク・・・
海外投資、とりわけエマージングマーケットは非常にタフなマーケットですが、そこを取りに行くのは付加価値の源泉。
そこからしっかりとしたリターンをあげ、市井に暮らす人たちを豊かにするお手伝いをするというのは、投資信託の使命かも知れないですね。

はい、とにかく格好つけず、観念になびかず、僕らの信じていることを、がむしゃらに伝えていきます。










2008年05月08日

生放送

本日、12:30分よりストックボイスBS11にて同時放映されています
「TOKYOマーケットTODAY」に声をかけていただき、私、不肖モリモトが出演いたします。
生放送なので、暴走しないように気をつけたいと思います。
よろしければご覧になってみてください。(インターネットでも視聴可能なようです。)

2008年05月07日

オンとオフ

このゴールデンウィーク。
どんなふうに過ごしましたか?
ボクは、前半の2日間は30キロのランニングと、東京国際フォーラムで催されていた音楽祭
ラ・フォル・ジュルネに行きシューベルトのコンサートを楽しんできました。
そして後半の2日間は、野郎5人で、伊豆の白浜にサーフトリップ。
一泊二日で4度海に入り、2度温泉につかって、おかげで、身体も心も随分リフレッシュしました。

伊豆白浜






伊豆では、道の両側や山々を覆う栗やケヤキの木が、すっかり柔らかな新緑に生え代わり、海の水もずいぶんと暖かくなっていて、季節がダイナミックに変わっていることを実感しました。

ここ最近、休日もセミナーなどでずっとオンの状態が続いていたのだけど、ちょっとしたオフで環境を変え気持ちをリセットすると、自分の立っている位置を俯瞰的に眺めることができます。
一生懸命がむしゃらにやるのも大事だけど、Take it easyの感覚を持つことも大事だなとすっーと実感しました。

サーフィンでも、波に乗った時は、肩の力を抜いて遠くを見渡す余裕がなければ、決してロングライドできません。
仕事も、遊びも、力を入れるところ抜くところのバランスが大事なんでしょうか。

さあこれからオンです。充実したオフは、充実したオンがあってこそ。
元気出して頑張ります。




2008年05月02日

絶対に。

しばらくぶりにブログを書く。
別にゴールデンウィークをとっていた訳ではありません。
しこしこと働いていたのだけど、さすがにファンド設定当初というのは
やることがたくさんあるもので、書く暇がないというよりも、書く心の余裕がありませんでした。

そして昨日は、かいたくファンドのホルダーに初めてレポートを発送。
通常は経費削減のためメール配信のみなのだけれど、創刊号だから特別に郵送。
その数、約200通。
おかげさまで順調に口座開設が続き、158件でスタートしたファンドも、
一週間で200件を大きく超えています。
ありがたいことです。本当に。

発送作業はスタッフみんなで手分けしたのだけれど、30分足らずで終わる。
この作業が、また嬉しい。
ありがたい、ありがたいと思いながらみんなでニコニコ封入させてもらいました。

その後、楽知ん投信のファンドマネジャー西生さんと共に、証券会社のメッカ、茅場町にオフィスを構えた弁護士のDさんを訪問。
金商法や知的財産権を専門分野とする彼は76年生まれ(いわゆるナナロク世代)で、学生時代に司法試験に受かり、大手法律事務所を経て、20代で独立。現在は大手商社や製薬会社などをクライアントに持っているだけでなく、桜井和寿さん等によって設立されたap bankやNPOバンクなどの顧問弁護士をボランティアで務めるアツい青年。
「弁護士は特に“絶対に”勝つということは言ってはいけないのだけれど、余計なことや他者を気にせず、絶対に勝つという気概を持って自分の信じることをやりぬく意思がなければ闘えないですよね。」という言葉で意気投合。
その後、茅場町の渋い居酒屋で杯を交わしたのですが、3人で焼酎一升空けてしまいました。
飲みもすごかった、Dさん。

もちろんソロバンは大事だけど、やっぱり最後は“絶対に”という気合だということを再確認させてもらえた茅場町の夜でした。

マドルスルー。
今まさにその状態だけど、絶対に正しいことをやっているんだという気概を持って
前に、前にすすんでいきます。




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